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コラム(月1更新)
小規模事業者の強い味方!「小規模事業者持続化補助金」とは?
事業の成長に欠かせないのが「販路開拓」ですが、広告宣伝や設備投資、ホームページの制作費、専門家への依頼などには少なからず費用がかかります。
こうした取り組みに対して国が支援してくれる制度が「小規模事業者持続化補助金」です。
対象となるのは?
この制度の対象は、以下の条件を満たす小規模事業者または個人事業主です。
- 製造業やその他業種: 常時雇用する従業員が20名以下
- 商業・サービス業(宿泊業や娯楽業を除く): 5名以下
※ただし、一部補助対象外の業種や法人形態もあるため、詳細は公募要領を確認しましょう。
補助金の種類と内容
この補助金にはいくつかの枠が設けられており、事業の状況や取り組みに応じて使い分けが可能です。
- 通常枠
最も基本的な枠で、小規模事業者が経営計画を作成し、商工会や商工会議所の支援を受けながら販路開拓を行う際に利用できます。
- 補助率: 2/3
- 補助上限: 50万円
- 賃上げ枠
地域の最低賃金よりも一定額(例:+50円以上)高い賃金を支払うなど、積極的に賃上げを行う事業者を支援する枠です。
- 補助率: 2/3(赤字事業者は3/4)
- 補助上限: 200万円
- 創業枠
産業競争力強化法に基づく「特定創業支援等事業」の支援を受けて創業し、販路開拓に取り組む事業者を対象としています。
- 補助率: 2/3
- 補助上限: 200万円
申請のスケジュール
2025年度の公募期間は以下のとおりです
- 申請期間: 5月11日~6月13日
販路拡大を目指す小規模事業者にとって、非常に心強い制度です。自社の取り組みに合った枠を選んで、積極的にチャレンジしてみましょう!