コラム(月1更新)
今回は年末調整についてのお話です。 平成30年分から、配偶者控除・配偶者特別控除が改定され、用紙が変更となりました。 今まで2枚に収まっていましたが… ついに… 用紙が… 3枚になります!!
3枚用紙の内訳ですが「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」「給与所得者の配偶者控除申告書」「給与所得者の保険料控除申告書」に分かれています。 昨年までは配偶者控除と保険料控除が同じ用紙でした、そこが大きな変更点です。
さて、用紙が増えた元凶要因である配偶者控除・配偶者特別控除の改定。 今までは、配偶者の年間合計所得が38万円以下(年収103万円)であれば、38万円の控除を受けることができました。いわゆる「103万円の壁」と言われていたものです。 改定後はどのように変わったのでしょうか?下記の表をご参照ください。
はい、とても細かく区分されました。 「103万円の壁」を無くし、政府が掲げる「一億総活躍」への意気込みを感じますね。 この細かい区分に対応するため、用紙が3枚になったのです。
3枚に増えた用紙・今までと異なる書式に戸惑うこともあるかもしれませんが、安心してください。 弊社スタッフがおります。
そして最後に。 平成32年分で基礎控除の改定が行われようとしています。 それに伴い… なんと… 用紙が… 4枚になります(予定)!!
年末調整、弊社スタッフとともに乗り越えましょう。
アイエクシード税理士法人 山下