コラム(月1更新)
今回は福利厚生費についてのお話です。 福利厚生とは、給与と別に従業員やその家族に対して提供する様々な施策・制度のことです。 福利厚生には2種類あり、法律で義務づけられた法定福利厚生と、企業が任意で実施する法定外福利厚生があります。
◆法定福利厚生 社会保険料や介護保険料、厚生年金や労働保険などの事業主負担分をいいます。
◆法定外福利厚生 社宅や慶弔見舞金、資格手当や役職手当、社員旅行や親睦会というように企業独自で行うものをいいます。 「福利厚生が手厚い」といわれるのはこの法定外福利厚生を指している場合が多いです。
福利厚生が充実していると、従業員は働きやすい環境が整っているため労働意欲の向上・定着につながります。 事業者にとって福利厚生費は経費になり、給与とは別扱いになるため源泉所得税も非課税となります。 福利厚生…事業者にとっても魅力的ではありませんか? 福利厚生費をうまく活用して、これからの事業活動に活かしていただければと思います。 私も皆様により良いご提案ができるように、アイエクシード税理士法人でいろいろな福利厚生を経験するべく尽力してまいります。
アイエクシード税理士法人 山下